住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

松本清張 「時間の習俗」

はじめに。松本清張先生は読んだことないですし、これからもきっと読みません。映像になったものを見て楽しむだけで十分だと感じます。

 

というわけで、内野聖陽さんが主演の「時間の習俗」を見ました。

松本清張原作出演は、初めてだと思う。実は見ようかも迷った。そもそもこれに限らず鉄道ダイヤ等を使ったアリバイ崩しサスペンスに全く興味がない…。今回も犯人は始まってすぐ判明し、アリバイ崩しに残り8割の時間を割く。犯人役は、好きな俳優さんなのですが、あまりにも二枚目すぎるのか、TVでは早めに亡くなったり、犯人役が多いと感じる加藤雅也さん。

どうして、松本清張作品がこれだけTV映像化されるのかしら。ちょっとお金かけて作りましたよ、という体をなすから?スポンサーがつきやすいのかな。手をかえ品を変え、時代設定を変えてまでやりますものね。

今回は、内野さんにくわえて加藤雅也さんだから最後まで見たとも言えます。彼は声もいいしね。

松本清張映像作品で一番好きなのは、加藤剛さんが主演した「砂の器」です。加藤剛さんが好きだからと、作品自体にどうにもやるせない思いにさせられる要素が強いからかもしれません。内野さんが30すぎの時に和賀英良の役を演じていたら、かぶりつきで見ていたと思う!