住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10ks!" 4月29日@東京ドーム

 

KAT-TUNコンに、いつも舞台観劇を一緒にする友人と初めて行ってきました。少年倶楽部Pの最終回を見て、少しだけ予習。セットリストはわかりませんし、曲は詳しくありません。KinKi ファンなので、その視点が入ります。それでも気にしないかたは、どうぞ。

 

東京ドーム会場内、41ゲートスタンドなので三塁側バックスクリーンに近い上の方でした。メインステージの大きな幕には、10ks!のロゴ。今舞台でも人力で幕を切って落とすことがないので、新鮮。音、ほんのり何か曲が流れている。開始前照明は白のみ、暗くない。
KAT-TUNコンのDVDも未見なので、期待値上がりつつ友人としばし話。
友人はChainツアーでサンドーム福井に行ったひとなので、この間の嵐アリーナツアーサンドーム話などをする。

開始時メインステージセットは、幕でなんとか隠せる大きさで、バックステージ側にむかう途中にセンターステがあり、センターステから一塁側三塁側に通路が伸びている。シンプル。

3人で廻るのに無駄がない。メインステージ以外でひとしきりパフォーマンス後、メインステージのセットはスタッフが人力で移動させスペースを広くしていました。

センターステージから伸びる通路に一人用籠つきの梯子が収納されているのがあとでわかる。

音はカラオケ、立てるタイプのスピーカー2本。バックダンサーなし。

 

幕が落とされ、巨大スクリーンは大しけの海の映像。メインステージ前面では音とリンクして横一列の噴水が上下し、ゴンドラ?でメインステージに降りてくる二人と、中央リフトの1人。水と映像をつかって荒れる航海の様子を示す。セットが船の形。

大きな舵のモチーフや舳先につける女神像もある。以前のコンサートロゴ(ChainやCome Hereなど)が書いてある樽が積んである。いい意味でベタな演出で終始一貫。メンバーも挨拶で話していましたが、セットは海賊船のイメージ。穏やかな10年ではなかったわけだしね。

ベストアルバムからの選曲がメイン。前方のサイドスクリーンの左上に曲名をずっと表示してくれるの、わたしのようなひとには親切。

特効演出多く感じる。ご祝儀的な気持ちがこちらにあるからではないと思う…。

花火、カラーの炎。燃えた匂いがまだ記憶に新しい。上田くんが1人大型バイクでアリーナに入ってきて、ライフルを撃つ演出好きだー。アリーナ半周以上走ってて、個人的にはもう少し走ってほしかった。

バックダンサーがいないので衣装替え時間が必要なこともあり、中丸くんのミニコントやボイパコーナーは充実していました。舞台でもそうですが、チャリ場は必要です。ずっと詰め込んだものが続くと観客も息詰る。

あとメインステージのリフトでの歌の時に(曲がわからん…)、女性に見立てた和風衣装をスタンドマイクに付けての演出は身の置き所に困る…。(笑) 彼らだから成立する演出かもしれません。

衣装は肩章が付いたジャケットや赤いパンツ、白に黒ストライプジャケットなどなど全体的に普通でかっこいい。3人ともシュッとしていますしね。唯一おぉと思ったのは、過去の振り返りコーナーで、天狗のお面に唐草模様風呂敷を肩にかけた時くらいでしょうか。亀梨くんの衣装、腰あたりにレースの布があった時は、光一さんや松潤の衣装と雰囲気が同じと思って下さい。 

過去の演出を今改めてやるコーナーで、亀梨くんは本人アクシデントで出だしがうまくいかず、「間違えた!」と自己申告後やり直し、和みました。

さらに亀梨くんが何回か違うサングラスを掛けるので(ここらへんが面白い)、どのタイミングで外すのかを注目したり。KinKi なら剛さんにやってもらって、盛大に声援を贈りたい…。

センターステから延びる通路に収納されていた1人用籠付き梯子は、スタンドに近づくために何度か使われて、その可動域下にあまり観客を入れないためか、アリーナは比較的観客少なめに見えます。

 

ベースとして海賊船に乗っての時空の旅演出なので、スクリーンの映像はメンバーの振り返りなど特定の映像や写真を除いて、iTunesのビジュアライザのよう。全体的にカラフルで曲調に合わせて和風(菊の花など)のモチーフもでてくる。照明の色合いとレーザーの使い方は、色合いがシック(Lコンのグラデーション照明に近い)で観やすかった。

 

最後近く?、上田くんがピアノを弾き、中丸くんがボイバで亀梨くんが歌う演出よかった。友人によると上田君はギターも弾けるそう。今回ダンスは、要所要所で3人で踊る。

バックステージで上田くんが踊っているのをちょうど観やすい位置で、大きく踊っていたのが印象的でした。ダンスの部分では特に、3人になったことを意識させられる。

歌は「君のユメ、ぼくのユメ」もよかったな。デビュー曲作詞者スガシカオさんの作詞作曲だということと、ひとりずつ、「行こう、一緒なら跳べるぜ…」と歌うところ。

エンディングで、スクリーンにドキュメンタリー映像をバックにクレジットが流れます。ちょっと逸れますが、その映像の中でKinKi や光一さんソロでお名前を見るShin.1さんを見た気がする。

そして本編最後にクレジットを流すのはKinKi と同じだなとふわっと嬉しくなりました。

メンバーが次のコンサート予定は未定ですが、と言うのがとてもつらそうで、こちらもぐっときました。最後に彼らも手を繋ぎ、観客も隣の人と手を繋ぎ、「おれたちKinKi Kids!」ならぬ ”We are「 KAT-TUN!」”とドーム全体で言うのが良かった。全体的に彼らから「KAT-TUN」を続けていく「覚悟」を感じるステージで、これからの彼らの仕事を応援したいと思いましたよ…。