チームバチスタ4 螺鈿迷宮
最終回まで、久しぶりにきっちり観た。確か原作は読んだはずで、あまり当時関心がなかったのか、記憶が薄い。覚えていたのは、最後に碧翠院が爆発することと、生き残るひとくらい。
テレビのバチスタシリーズは今までも観ていたし、父が亡くなってまだ一年でもあり、勝手に終末期医療の当事者意識満載でした。
治療を進めることが難しくなり、(手の施しようがなくなり)延命治療を望まない尊厳死を選択するかどうかを本人が判断できない時に、家族が代わって判断することになりますが、よろしいですか?とかね…。
本人がきちんと判断できる状態の場合かつ、自分の最期をどう迎えたいかを考えるのを避けて、ひたすら治療を選択し、痛みに苦しみ抜いていく様子を見守ることになったら?
これは、わが家の話ではありませんが、身近で最近起きたことで考えこんでしまいました。
白鳥さんとぐっちーはよいコンビで、厚労省役人で医師としての立場、医師でひとりの人間としての立場をそれぞれ明確にして、ぐっちーはずっと揺れ続け、白鳥さんは情を滲ませつつぶれない。
観ているほうが毎回問いかけられている気分のドラマでした。
わが家は、延命治療を望みませんでしたが、人それぞれ身体や家庭や経済状況、死生観が違います。
厚生労働省はじめ発表検討されている終末期医療ガイドラインはありますが、患者さん、ご家族、医師が過度の苦しみを味わうことのないよう、法律の制定を望みます。
そして、
観にいく!