読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

SHOCK 3月6日夜

舞台

お声かけていただき、いそいそと出かけてまいりました!よ、日本一!私は観劇3年目なので、過去のことはさっぱりですが、今まで自分が観た中では最高に感じました。

前回が2/24の夜なので、一週間と少し経っていますね。
何がいいって、一口にいいづらいですが全てが底上げされてかつ全体のバランスも取れているのです。あんなにカンパニーがバラバラになるよ!劇中劇でコウイチにはついていけないよ!とかさんざんお悩みな皆さんですが、どうしてどうして人間味溢れる今年のSHOCKという印象です。
幕開け歌の始まりの時にマイクの調子がおかしく、しばらく声が出なかったのには驚きました。その他はとてもくっきり輪郭を感じた舞台でした。
座長の体調は存じませんが、プロのアスリートは大体どこか悪いものですよね、あれだけ身体を酷使していれば。でもそういうのを感じさせない。気迫のこもるパフォーマンスで、少なくとも私は感じなかったです。コウイチに迷いがあっても座長に迷いがないから、カンパニーも引っ張られて、次第に何かが加速していく印象。はじめ演技者が出すエネルギーが客席にとどき、劇場に充満するエネルギーが大きくうねるよう。そうなると、観るほうも否応なしに集中力が高まる。
 
二幕?のシェイクスピアが好きなのですが、今日は口跡がさらに良く、座長は時代劇(洋物和物問わず)が似合うし向いていると心底思う。あそこは、声だけでも私は充分愉しい。。劇中劇の形を取っているけれど、いつかきっちり単独のものを観たい。
 
座長のダンス、回転がきれいで軸がしっかり、観ている側にストレスを感じさせない。屋良さんは、動きが細かく速く、かつピタッと止まってアクセントを入れてくるのが上手い。前回は座長以外はやまりょが目をひきましたが、今回は岸君観たいな、やらっちはどこ?と思いつつ、吸い寄せられるようにまた座長に焦点を合わせるという…。ほっておいたってたいてい視線が集まる立ち位置にいるひとを探すとはね、と苦笑い。
 
SHOCKを観るようになって、ダンスが上手い人に歌をあとから仕込んだほうがいいのか、歌が上手いひとにダンスをさせた方がいいのか、つい考えました。対象の年代によりますが、若ければどちらが先でも大差なく、年齢が二十代後半だとダンスが上手いひとに歌を仕込むほうが、ある程度になるのは早いかなと思う。若くないほど、身体を使った表現がこなれてくるのに時間がかかるイメージ。なぜこんなことを考えてしまうかというと、誰かに座長の代役をとなった時に、上演に不可欠な要素が多すぎる気がするからです。代役が難しいということが唯一無二か。
 
フライングについて、日経エンタ!様の記事を読んでいきましたので、傘のフライングの時のエビ反りのような上体反らし具合をじーっとみていました。艶かしい。傘のフライングの衣装も裾に深い切れ目が入っているので、回転しながらのフライングで広がり残像がきれい。
リボンフライング時の白地に金の刺繍等の装飾類、ノースリーブで裾の長いお召し物は、お似合いだわぁと。裾の長いものが似合い、近くで観ても二次元のひとか?と思われ、リボンが赤くてそこが鮮やかに生の象徴のよう。色のコントラストが素敵。
 
SHOCKは、全ての要素を座長一人がやるからこその凄みがでるのかなぁとも。ただそう改めて考えるととんでもない舞台なわけです。ダンスが先か歌が先かみたいなことを考えましたが、たいていひとは得意なほうを磨こうとします。それに加えて通常の芝居で求められる表現力とフライングがある。
誰か役に振り分ける形の分業制にしたら魅力がなくなるのかといえば、そうではないですが、ストーリー上どうにも分けられない。
スタントを付けることも可能なのに、そうはしたくない。すべてはSHOCKのためにという印象が深まるばかりの座長の生き様ですね。
今年はもりくみさんがオーナーということでラストの演出も歌重視の歌強化年になっていますし、トラヴィスに振り付けてもらったダンスの年もある。SHOCKに完成はないのでしょうね。未完成という曲があるけれど、SHOCKの題もEndless。
 
昨日終演後、とぼとぼ歩いて帰る道すがら、好きなひとの歌声や生オケの音に包まれた記憶って皮膚感覚からして、しあわせだなと。耳でも身体全体でも音を感じていました。(音フェチ…)クリアに反芻したい気持ちと、もう少しこの感触を消えゆくまで堪能したい気持ちでいっぱいです。まだ身体がふわふわしています。初めて観劇したときは一週間ほどでしたが、今回はどうでしょう。
次回、またなんとお誘いいただいて!もう一度観劇できます。ひゃあ。
こういうお誘いがある時は万難を排してご一緒させてもらうのが常です。チャンスってかそけきものですものね。