住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

SHOCK あれこれ

今年のパンフは厚みがある。「帝国劇場」との表示が裏表紙にあるのに、ウチくんの写真やインタビューがあって、梅田は梅田で製作するのかもしれないけれど、ヤラさんとのライバル役同士の関係をあらかじめクローズアップしたい気持ちもあるようです。

ウチくんは、女殺油地獄をふたたび映画にするなら、ぜひ与兵衛に、地でいけます!と勝手に絶賛オススメ中のひとです。大阪のぼんをやらせたら絶妙でしょう、というかそのままでしょう。オダサクはどういう塩梅なのかわかりませんが、かれのぼんぼんさを惜しみなく出せる作品は女殺だと思う。

今年のSHOCKは、オーナーとリカ役が変更になり、コウイチとヤラもキャストが同じなのに関係性が全然違う。

コウイチの背景にある事情やプライベートは設定としてあっても垣間見える感じがなかったのに、今年は明らかにリカに親愛の情を抱いているのがわかる。それは今のコウイチだから出せる気もするし、相手役がそうさせるとも言える。光一さんは歳を取るけれど、リカ役は若いままだしね。そのことが回数や年を重ねていく面白さを見せてくれた。

夢幻は、私には人形振りにしか見えないヤラと二人で踊るところが好きすぎる。ステージフォトはそれがあったら買うつもりでいたのだけれども、後半にいかないと無理かしら。今年はさらに気持ちがシンクロしているのが滲み出ていて、あそこだけリピートしたい。まぁいますぐは無理なので、2013年の1000回記念公演のDVDとBlu-rayをお待ちしています。