最初と最後
初日と千秋楽と置き換えてもあまり変わらない気もします。
何故そこにこだわるのでしょう、とふと。うん、初日と千秋楽、SHOCKはまず当たらないでしょうね…。
観る方はともかく、演じる方も何か特別なのかしら。
特別な高揚感があるのかしら。それって、どこの国の人もそうなのかしら。
無事に幕が開きましたね、無事に幕がおろせますね、という主催者側内々でのおめでたい意味はわかります。「おめでとうございます」と言いますものね。
生身の人間がやっている以上、アクシデントはつきものですし…。いやですけれどー。
一般の演劇や文楽や歌舞伎でも、事情がない限り初日はできるだけ避けています。
まあ、初日が平日の昼間だと行きづらいのが会社員ってものです。
以前その日しか行けない演劇に出ている俳優に興味があり、チケットを取って行きました。
残念ながら初日だからと、観にいったこちら側が演じる側、主催者の事情を斟酌しないといけないの?と疑問形が離れないその俳優の仕上がり具合だったのです。
初日から千秋楽まで、ある一定以上のレベルのものを見せるのがまねーを貰うということではでは…?
それが難しい事情があるなら、初日はチケット代安くしてもいいのよ。脚本があがってこないとか。
プレ公演ってありますよね。ああいう感じかしら。千秋楽は特別な演出を考えたりしているのなら、逆に高くしてもいいのよ、と。
そこらへんの伸び縮みはまだあまり考えられていないのか、単に私が知らないだけなのかとも思います。
「最初と最後」に戻りますが、今国立競技場でのコンサート開催がどのグループが最後になるかでとても盛り上がっているようです。私には理解不能な感覚ですが、宣伝以外になにがあるのかな。観る側も、何かの最後になりたいのかしら。。その願望を託している??