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住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

愛のかたまりと母のこと

KinKi Kidsファンのブログですが、自分に向けて書いているようなところがあります。備忘録に近い。

興味がおありなら。

 

愛のかたまりはKinKi Kidsファンならおなじみで、ファン投票でかつて一位に選ばれた殿堂入りの曲です。殿堂入りと言ったのは、光一さんです。

愛のかたまりはわたしも好きですが、母は愛のかたまりがかかると、涙ぐむのですよ。

それを忘れていて、「あら、どうしたの?」と聞いて、ああ、愛のかたまりか、と思うことが何度かあって。

うちの母は79歳になりましたが、4年前に夫を亡くしています。わたしの父ですね。

お見合い結婚だった2人、娘からみても距離の取り方が大人な、夫婦でした。

お互いの領域には土足で立ち入らないように、注意を払っていました。

決してよそよそしいわけではなく、親密で素敵な距離感なんですよ。

一度だけ、父が鼻歌を歌う母の音程のことを言ったことがあったらしく、母は2度と父の前では歌わなくなりました。それくらいかな、父がやっちまったということは。(笑)

 

以前はあまり歌謡曲や演歌に興味がなく、好きな曲はロドリーゴのアランフェスな彼女は、娘の影響でKinKi Kidsや嵐の曲を聴くようになりました。

父が亡くなって、KinKi Kidsの曲では、愛のかたまりで泣くようになりました。曲自体の雰囲気が好きだそう。アランフェスといい、マイナーな曲が好きなのね。

Mアルバムの愛のかたまりアレンジを、「心中バージョン」とはファンはよく言ったもので、最初から雪がしんしんと降り積もるような音で始まり、(伝統芸能では、雪が降る音を太鼓で表現しますよね、あんな感じ)謎の不安を抱かせるアレンジになっています。

歌詩だけ見ると、しあわせの絶頂期を歌っているはずなのに、KinKi Kidsがあのマイナーな声で歌うから、違う世界が立ち上がってきちゃう。それも曲と歌声のちからでしょうね。

愛のかたまりは、一瞬で母を父との想い出の世界に連れて行っていってしまう曲なんです。