住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

Endless SHOCK 1000th Performance Anniversary Blu-ray

 

 

 9月19日金曜日の夜から20日土曜日の朝にかけて、友人宅で本編、初回盤、通常盤の特典映像も含め一気に観ました。お忙しいところ、おつきあいありがとう!友人と好きなものを観ながらああだこうだ言ったり、デザート食べおいしいお茶をいれてもらったり、幸せなひとときであったよ。

 1000thSHOCKBlu-rayの感想を浮かんできた分だけ。ヤラに対しては時折酷薄な表情を浮かべつつ、オーナーの前では弱さもにじみ出てきてなんとも言えない美人なコウイチがとてもいいので、ついリピートしています。弱さって押し出しすぎるとうざい一歩手前になるからさじ加減ですね、隠そうとするからか今までにない豊かな苦悶の表情にぞくぞくする。

これが、回を重ねるということかもしれない。コウイチの設定年齢を超えてしまった光一さんがやること観ることの楽しさかも。

 1000回公演ではなく、1001回公演を収録しているのも面白いのですが、オープニングの光一さんの挨拶で「SHOCKはおかげさまで1000回公演を達成いたしました」という言葉があったので、これを入れたかったのかなと素直に思う。

編集は、光一さん責任編集で半年間かかっているそうですが、満足度高いよ!

どうしてここで寄るかな?とかいう、ファンなのに中途半端に評論家のようなセリフを吐くこともなく、ストレスフリー。

オープニングは劇場内を映し出しているし、Eテレの舞台中継のように固定カメラというわけでもないから、こういうふうに舞台を観れたらという希望を叶えてもらった感じです。

どうしても屋良さんを観てしまって、ほかのひとがおろそかになっているところとか、ああ、他の人はこういうすてきな動きや表情なのね、というのがさりげなく挿入されているのだ。人間なのに、とんぼみたいに複眼的に見えている感じが幸せです。それが映像化したことの良さよね。あと、どうしても座席によっては見えない角度のものとか。(スクリーン上ではなくステージ上に照らされている模様とかね)

リボンフライングの前にステージ上を赤い布が奥にひらめいていくのが、きれいなの。赤い布がはためいていくだけなのに、次なにが行われる(リボンフライングってわかっているのに)のかしらって高まる!この一連の場面は光一さん自力フライングということもあって、飛ぶ前の儀式のよう感じられるのよね…。と話が出ました。

帝劇1回分よりはるかに値が張るBlu-ray初回盤ですが、もすこし廉価な通常盤の特典映像としてテンションがあがるのは「ダンスアングルビューイング」というトラヴィス&ステイシー振り付け曲をダンス主体でステージ全体が見えるように編集したものです。3曲付けています。

初回盤の特典映像は屋良さんがライバル役の「アナザーストーリー」。

オープニングにぎょっとして思わず一時停止してしまう動揺っぷりでしたが、他はすんなり観やすいです。エンディングでは「あなたの想像力を刺激できたら」、というような(正しいのは見てね)メッセージが出ました。

それにしても屋良さんどんどんあか抜けておいでですねー。光一さんと屋良さんのSHOCKは抜群の安定感で、これがある意味現在のスタンダードなんでしょうね。あまりライバル役と力量差がないほうが、緊張感があって私は好みです。ただ、舞台をやりつつ同時に後輩を育てることもしないといけない、それが「座長」なのねとも思います。。