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住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

超高速!参勤交代と雷蔵祭

主演のささくら(佐々木蔵之介)さんがどういう映画ですか、と聞かれて「超高速で参勤交代するお話です」とお答えでしたが、本当に超高速で参勤交代していた。

痛快娯楽時代劇。ささくらさんは、小藩(1万5千石くらい)の大名役が心底お似合いでした。現代劇だったら班長とか部長とかそういう中間管理職。たまたまなのか、年齢からしかたないのか映像ではそういう役どころが続くね。小藩の大名だからか、殺陣は居合抜刀術なのよ!お殿様が、抜刀術をつかうのよ!長身のひとだとより似合うよね。殺陣師のひとも、どういうたたずまいだとお似合いとか強そうに見えるとか、考えて殺陣をデザインしてくれるのだろう。

演技としては、西村雅彦さんが美味しいところをわしづかみ!でした。女性がほぼ出ない映画なので、ふかきょんが出てきた時はほっとした。

京都の時代劇スタッフが関わっているので、なんというか時代劇ファンとしては楽しく拝見しましたよ。西岡善信美術監督率いる映像京都(既に解散しているらしい)の美術さんとか!西岡さんは、故市川雷蔵さんの主演映画にも多く携わっていたひとなのだ…。

市川雷蔵さん主演映画は、今でもソフト持っている角川が5年ごとくらいに特集上映します。雷蔵さん主演映画は昔のものなのに(どうしても音楽は古く感じる)、今スクリーンで観ても退屈しないのよね。編集も話もシンプル、時間が2時間ドラマくらいで短いし、画面に緊張感が漂っているから。興味が少しでもおありならぜひ!私は10年前くらに初めて観ました。その時に隣り合わせたおじいさんから「あなたのような若いかたが観ても面白いですか」と聞かれて「面白いですよ」と答えました。

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 大映とか(もうないけど)松竹とか東映とか、会社はなんでもいいよ、どうにか時代劇が続いていきますように…!伝統芸能好きへの一番近い入り口だもの。理屈抜きでかっこいい話もいいなぁ。リアリズムは大河が追求してくれるだろうしね…。