肉それはすなわち ぎゅう…。
食文化と俗にいいますが、一番感じるのは肉についてです。
肉とどのように付き合いながら育っているか。
うちは二親とも大分の出身で、よくわかりませんがあらたまって肉を食らうというとそれは牛肉でした。
「テキ」と呼ぶのはうちでは「ビフテキ」の略なわけです。
申し訳ないですが、そういう時に鳥さんや豚さんの出番はないわけです。カレーに入れるのはもちろん牛肉。
母は肉が食べられないひとなのに、料理はしてくれてありがたいことです。
東京では、鉄板焼きやステーキハウスは今どうにも分が悪く、とんかつや焼肉店が隆盛に感じますよね。
この間文楽で大阪に行った時、本当は神戸で神戸牛を食べたかったのですが、時間の関係で大阪駅付近で鉄板焼きのお店に入りました。そこはホテル内のお店ということもあるのか繁盛しているんですよ。
どちらかというと西は普通にステーキ的な肉を食べに行く食文化なのかなと感じました。焼き肉もいいのですが、私はやはり本職のひとにきっちり焼いてもらいたい。焼き加減聞いてもらって焼いてほしい。
今日は、香典返しのカタログに載っていた松阪牛を焼いて食べるという贅沢な夕食でした。美味しいお肉は塩こしょうやね…。