へっぽこ 第7回とSODA
たまに挟まる二宮さんの素振りは実は出演者の中では一番まともで、私にとってはサービスショットのこのドラマ。上半身脱いだりするのがすべてのひとにとってのサービスではないのです。野球がヘタな設定なのに、素振りはきちんと出来ているこの矛盾を楽しむドラマなのです。
再三セリフででてくるのが、他の部活との兼ね合いでグラウンドでの練習時間が取れない、というもの。同じことを何度もする、反復練習の時間が取れないのだから、自分たちにできるのは質を上げることのみ。仮説を立てて、実験し検証、考察。また仮説、という一連の作業を限られた時間グラウンドでやるしかない。
これは、野球に限らず使える話だなぁと思う。学園ドラマだと思ってふんわり大人目線で観ていると、今の自分にも応用できるな、過去にこういうことで悩んだことあったなという感傷とリアルなビジネス書の説得力が両立するのだ。
これは多分原案がもっとあっさりビジネス書だったのに、学園ドラマかつ連続ドラマに焼き直ししたからでしょうね。読んでないけど。一番見やすいつくりは、2時間ドラマでの1回放送だったのでしょうね。
SODAのインタビュー記事。ここまで放送中のドラマについてはっきりあれこれ言うのに少し驚き嬉しく思っています。
視聴者に簡単ではないけれど解りやすいようにヒントを散りばめていくかが問題で、生徒役の子たちも自分の演技だけではなく作り手としてそれを考えて参加してほしい、そうすれば話の説得力(リアルさの追求という意味ではなく)が増すという意見だったと解釈しました。
いよいよ本気で座長になってきたねぇ。