住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

へっぽこ 第3回

楽しくみています。土曜九時の枠を意識していると雑誌のインタビューでも答えていたように、見やすいねぇ。
ただファン以外の一般視聴者受けするかどうかは、わからない。私は贔屓目だしね。
今の作りだと、半沢のような大げさなものを期待されると肩すかしかな。タイトルが露骨だから、額面通りに受け取られ、そこに引っかかりすぎるとどうなのかな、と思う。野球エリートと張り合う話ではないし。作り手は引っかかって欲しいのかしら。視聴者を信じた自分たちが見たい見せたいドラマ作りをしてくるのか、阿るのか、注目。
野球の扱われ方を見ると、このドラマは高校野球をモチーフに学園ものの体裁をとっているだけで、主眼はそこじゃない。それこそ海老蔵さん演じる谷内田は、今のままだと単なる青志のストーカーだよ。青志先生にしか見えない設定(それはファンタジーです)なら、わかるけど。あとから特殊事情が湧いてでるのかな…。二時間サスペンスなら許すけれど、エピソード次第。
タッチへのオマージュをこれでもかと散りばめているから、スポ根ではないというアピールでしょうし、物語の進む方向のヒントかもとは思っています。
役者二宮のファンとしては、感情の揺さぶられかたとして、また見たことない景色を見せてくれると思って毎週見るのみ。フリーターが家を買うように、表面上ドラマがないように見えるところでの人物の細かい感情の起伏、せめぎ合いを演じさせたら…のひとだからね。受け取る側に自由に感じさせてくれるひとだからね…。