住めば都

気が向いたら、好きな俳優、観劇記録や日常ごとを独断と偏見に満ちた表現で書き散らかしています。思考が合わないかたはごめんなさい。

「RUSH ラッシュ/プライドと友情」〜吹替版

全国公開よりいち早く先行上映があるというので観てきました。

洋画の吹替版を映画館で観るのは初めてかも。

日頃どれだけ映画を観ないのかということを、これでもかと列記している。。

そして、KinKi ごとだとどれだけ行動的になるかということも。

ネタバレありますのでたたみます。

 

 そりゃ映画そのものの臨場感を味わいたいなら字幕でしょう。

でも、騙されたと思って吹替版をぜひ!物語に集中できますよ〜

私はF1を舞台にしたエンターテインメント&ヒューマンドラマということ、

素直にKinKi ファンなので吹替で。

 今回久しぶりにムビチケを使ってみましたが、便利でした。

1000円以下で観ることに全力を傾けているなら別ですが、

窓口に前売券を買いに行く必要もなく、ネットで決済と座席指定が可能なので

前売特典が不要なひとにはおすすめです。

 字幕版よりも吹替版のほうが5分ほど上映時間が長いのは、

本編終了後にラッシュのイメージソング「Glorious Days 〜ただ道を探してる」に合わせて本編を再編集した映像が流れるからです。

 

簡単にひと言。面白かった!わかりやすく良い映画でした。

実話を基にしたフィクションだとわかっていても、本編の最後のほうに、実際の二人の写真や映像が流れたのがなによりよかった。

二人の間に流れる空気感と人柄を見て取れた。

最初KinKi ファンだから、吹替で声がどう聞こえるかを考えてナーバスになり過ぎていたと反省。

申し訳ないけれど、剛さんが初めてだからどうかしらと勝手に心配していました。

全くの杞憂。

心配していたことなんてすっかり忘れて、物語に入り込みました。

声は光一さんは、私が考える日本人男性平均より少し低く、声も美形。

声優のお仕事は今後もオファーがありますように。

彼はああいう容貌だから、声はファン以外は逆に意識にのぼらないのだと思う。全く気にならない。

剛さんは、今回聴いてみて声が若く柔らかく感じましたね。

そして様々な感情を、声だけで表すのもとても上手い。

二人がコンサートで話していたシーンについては、ああこれと思ったくらい。

セクシャルシーンは、私にとってはこんなもの?と肩すかしでした。そこが主ではないので、それでいいのです。

ジェームスの怪我やニキのやけどの治療シーンがリアルで、肉やら骨、吸引等の部分は苦手な人は目をつぶって下さいまし。

 

F1のことに詳しくなくても、レースも含めて結果的には人間ドラマなので楽しめます。ニキの選択、ジェームスの選択、そして二人の間でしかわかりえない感情の流れ。

これをKinKi Kidsにオファーすることにした人たちは、いいセンスをお持ちだと思うわ。

観たあと二人の役柄もこれでよかったと思えた。

ただ、ファンとしては役柄逆バージョンも聴いてみたい気もする。

そういうの、DVD特典で付けてくれるといいのにな。

そもそも吹替版ありでDVDになるのかもわからないので、

ファンのかたは劇場で吹替版を観て、余力がおありなら字幕版もいいのではと思います。

すべての音が入ってくるから、想像ですけれど、日本GPなら日本語が聞こえるでしょうし、GP開催国以外の中継する国のいろんな言語が飛び交っているF1の日常が垣間見えるのかなと思ったり。

 

本編後の「Glorious Days」ですが、映像と合ってた。いい余韻を残してくれました。

私が観にいった映画館では、定員400名の2割くらいのお客さんで、本編終了後すぐ席をたったのは2名程。

エレベータで一緒になったガタイのいいお兄さんは、歌も聴いていったからKinKi ファンだったのかな、そうだと嬉しい。