危険な関係(中国映画 2012)
危険な関係を観ました。中国映画を劇場公開で観たのはレッドクリフ以来です。
洋画(邦画以外という意味で)を、比較的観ないほうです。
E.◎.←点はいるのよね?観ていませんし、スター・◎○ーズも。
そう、SFには興味がわかないのです。はぁ、洋画はSFだけではないですよねー。わかってます。
ざっくり大掛かりなものに、あまり関心がないほうかもしれません。
タイトルであらすじがわかる人は、原作がフランス人が書いたものだと知っているのかな。
私はタイトルしか知らなくて、チャン・ドンゴンとチャン・ツイィーだから観てみようと思ったミーハーです。
そして、ホ・ジノ監督「四月の雪」はテレビ放送されているのを観て、印象がよかったというのが決めてでありました。
舞台は魔都上海。年代設定は気にしてもしなくてもいいでしょう。日中戦争開戦前後かしら。
女性実業家、貞淑な未亡人、裕福な遊び人の三角関係メロドラマです。いつの時代も同じ問題で登場人物が思い悩み、一筋縄でいかないのが名作の条件なのかしら。
セットや小物、衣装にいたるまで豪華で、当時の裕福な階級の風俗がとても想像しやすい作り。
クライマックスでチャン・ドンゴンの情けない、でも愛に触れた気がする、という表情が鏡に映る演出がとても好きでした。
そう、鏡が三者三様、重要なシーンに使われていました。三人の鏡に映った自分の顔を見つめる表情。気づいても認めたくない自分の気持ち。
ミス・モーの寝室の天井に大きなタイル状に嵌め込まれた鏡が淫靡でしたね。
映画が上映される前にラッシュの予告が流れました。二人もちらりと映ったくらいで結構あっさり。上映館かどうかでも違うのでしょうね。そろそろだし、行く日を決めなければ!