石原さとみさんの持つ青さ
青さと書いて、つるんとした未熟さを思う。ただ、彼女が持つ青さはもっと瑞々しく潔いと思うに至りました。
それは、阿部寛さん演じる加賀恭一郎シリーズに彼女が出演しているCMを見たのがきっかけです。
閉じているわけではなく、開かれた繊細さ。演技での誠実さ。
芸能人は多くが否応なしに世間ずれしていきますから、単に初々しい時期は比較的短めの印象です。
なんでファンでもないのに、彼女についこれほど考えているのかしら、と我に返る。
無理せず背伸びせず、自分のできる範囲での折り目正しい演技が新鮮だったからでしょう…。